ユーザーとサーバーの設定


ユーザーを管理する
関連する多数の管理タスクをシステム管理プロセスとして自動化すると、ユーザーの管理がしやすくなります。たとえばユーザーの名前を変更する場合、システム管理プロセスは、システム管理要求データベース (ADMIN4.NSF) に登録されている一連の要求を生成し、それらを実行することで、Notes ドメインのデータベース全体で名前を自動的に変更します。たとえば、ユーザー文書、データベース、ACL、拡張 ACL 内が変更されます。ただしシステム管理プロセスは、データベースがシステム管理サーバーに割り当てられている場合にのみ、使用できます。

ユーザーの名前を変更する
ユーザーの名前はいくつかの方法によって、「名前が変更」されたと見なされます。通常の方法は、ユーザーの共通名または別名を変更する方法です。しかし Domino Notes では、名前階層がユーザー名の一部に含まれています。このため、ユーザーが新しい階層に移動され、認証された場合、それも名前の変更と見なされます。次の名前変更のタスクがあります。


ユーザーのローミングステータスを変更する
ユーザーのローミングステータスは、次のタスクによって変更できます。
ユーザーのファイルを移動する
ユーザーを 1 つの階層から別の階層に移動する簡単な名前の変更作業とは対照的に、ユーザーの実際のファイルを移動する必要が生じることがあります。ファイルを移動するには、次のタスクを実行します。
ユーザー名を削除する
ユーザー名を削除するときに、一部のファイルを残した上でそれらのファイルへのユーザーアクセスを拒否できます。システム管理プロセスでは、次のようなタスクを自動化できます。{ QUOTE "Made the word "task" plural."\* MERGEFORMAT}
ユーザーの保守管理
上記のタスクに加えて、ユーザーを検索したり、ユーザーの ID を再認証するなど、ユーザー関連のタスクを実行する必要が生じることがあります。このような場合には、次のタスクを実行します。
ユーザーを管理する際は、認証者 ID を再認証する必要が生じることがあります。
Windows NT または Windows 2000 の Active Directory と Notes のユーザーの同期を取る
Notes のユーザーと、Windows NT および Windows 2000 の Active Directory のユーザーとの同期を取ることができます。Windows NT のユーザーマネージャおよび Windows 2000 Microsoft Management Console から Notes のユーザーを管理することもできます。

Notes ユーザーと Windows NT ユーザーの同期について詳しくは、「Windows NT と Notes のユーザーの同期を取る」を参照してください。

Notes ユーザーと Active Directory の同期について詳しくは、「Domino Active Directory の同期化を設定する」を参照してください。

関連項目