ディレクトリサービス

ldapsearch で検索フィルタを使用する
検索する属性を指定するには、検索フィルタを使用します。検索フィルタの構文は次のとおりです。
たとえば、次の検索フィルタを使用すると、sn (姓) 属性の値として Smith を含むすべてのエントリが検索されます。
検索フィルタで、ディレクトリに格納されている任意の属性を指定できます。以下は、ユーザーに関するエントリを検索する場合に使用する一般的な属性です。
ldapsearch のコマンドラインで検索フィルタを直接指定することもできますが、それらの検索フィルタを含むファイルを作成し、ldapsearch のパラメータ -f を使用してそのファイルを参照することも可能です。ファイルを使用する場合は、1 行につき 1 つの検索フィルタを指定します。

Domino ディレクトリなどの LDAP ディレクトリが language tags をサポートしている場合は、検索フィルタに language tags を含めることができます。次に例を示します。


ブール演算子を含む複数の検索フィルタ
複数の検索フィルタとブール演算子を使用できます。それには、次の構文を使用します。
たとえば、次の検索フィルタを使用すると、姓が Browning で、所在地が Dallas であるエントリが検索されます。
ブール演算子は入れ子にすることができます。たとえば、次の検索フィルタを使用すると、caneel という姓、または alfred という名を持つエントリが、MDN というメールドメインで検索されます。
関連項目