ディレクトリサービス
Domino ディレクトリまたは拡張ディレクトリカタログを使用して Notes メールのアドレスを指定する 2 次 Domino ディレクトリに登録されている Notes ユーザーやエントリが拡張ディレクトリカタログに集約されているユーザーに対し、Notes ユーザーが容易にメールを送信できるようにするには、Notes ユーザーのメールサーバーまたはディレクトリサーバーにあるディレクトリに対してディレクトリアシスタントを設定します。それによって、Notes ユーザーは次のことができます。
ロケーション文書について詳しくは、『Lotus Notes 6 ヘルプ』を参照してください。
2 次 Domino ディレクトリを集約したローカルのモバイルディレクトリカタログを Notes ユーザーが使用している場合は、ディレクトリアシスタントを使用せずに、クライアント上でローカルに 2 次 Domino ディレクトリにあるユーザーの名前とアドレスが検索されます。アドレスの入力補完機能は、Notes Client 上にあってモバイルディレクトリカタログを使用するように設定されたサーバーまでは対象としません。
メモ Domino ディレクトリに対して指定されたドメインがサーバーの 1 次ドメインと同じである場合、サーバーは常に、[ディレクトリアシスタント] データベースでその Domino ディレクトリを使用して Notes メールのアドレスを指定できます。これは、[このドメインを利用可能にする先] で [Notes クライアントとインターネットの認証/承認] を選択したかどうかには関係なく可能です。
リモート LDAP ディレクトリによる Notes メールのアドレス指定 リモート LDAP ディレクトリに登録されているユーザーに対して Notes ユーザーが容易にメールを送信できるようにするには、そのユーザーのメールサーバーまたはディレクトリサーバーでその LDAP ディレクトリに対するディレクトリアシスタントを設定します。これにより Notes ユーザーは、[F9] キーを押すと、Notes メッセージのアドレス指定フィールドに入力した名前を LDAP ディレクトリから取得して、そのアドレスを解決できます。ユーザーがアドレスを解決しない場合は、Notes ユーザーがメールを送信したときに、Notes Client がディレクトリアシスタントを使用してアドレスを解決します。Notes Client がアドレスを解決しない場合は、ルーターがディレクトリアシスタントを使用してアドレスを解決します。リモート LDAP ディレクトリでの名前の検索では、Notes Client はアドレスの入力補完機能を使用しません。またこの場合、Notes ユーザーは、[宛先の選択] ダイアログボックスでリモート LDAP ディレクトリから名前を参照して選択することはできません。
リモート LDAP ディレクトリを使用して Notes メールのアドレスを指定する場合の LDAP アカウントとディレクトリアシスタントの比較 Notes Client は、個人アドレス帳で LDAP アカウントを使用することにより、ディレクトリアシスタントを使用せずにリモート LDAP ディレクトリサーバーに直接接続できます。Notes ユーザーは、LDAP アカウントを使用することにより、LDAP スタイルの検索クエリーでリモート LDAP ディレクトリにあるアドレスを検索できます。
Notes R4 クライアントのユーザーがいる場合、Notes メールのアドレス指定でリモート LDAP ディレクトリを使用するには、ディレクトリアシスタントを設定します。Notes R4 クライアントは LDAP アカウントをサポートしていないので、LDAP アカウントは使用しません。また、LDAP アカウントを保守する手間を省く意味でも、ディレクトリアシスタントを使用できます。これはたとえば、リモート LDAP ディレクトリの設定に変更があった場合などに有利です。
個人アドレス帳でのアカウントの作成について詳しくは、『Lotus Notes 6 ヘルプ』を参照してください。
リモート LDAP ディレクトリを使用して Notes メールのアドレスを指定する際に使用するメール形式を選択する Notes ユーザーがリモート LDAP ディレクトリにいるユーザーにメールを送信できるようにディレクトリアシスタントを設定するには、LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書にある [LDAP] タブで [優先するメール形式] オプションを使用して、Notes Client が使用するメールアドレスの形式を次のように選択します。
関連項目