ユーザーとサーバーの設定


アーカイブポリシー設定文書を作成する
メールファイルをアーカイブ設定するには、アーカイブとアーカイブ条件の両ポリシー設定文書を使用します。アーカイブポリシー設定文書には、管理者による一元的なアーカイブ、または Notes ユーザーによる個人アーカイブを許可するかどうかを指定します。アーカイブ自体を禁止する場合、それがアーカイブポリシー設定となるのでそれをポリシーとして追加します。ユーザーの個人アーカイブを禁止する場合、アーカイブ設定ポリシー文書にユーザーのメールファイルのアーカイブ方法を定義すると、ユーザーは設定を変更したり、個人アーカイブを設定することができません。

アーカイブを許可するときは、アーカイブポリシー設定文書に、サーバーベースまたはクライアントベースでアーカイブを行うか、アーカイブの実行元と保存先をどのサーバーにするか、またアーカイブスケジュールを設定します。必要な場合、デフォルトのアーカイブログファイルの名前と場所を変更することもできます。

各アーカイブポリシー設定文書には必ず 1 つ以上のアーカイブ条件ポリシー設定文書が必要です。この文書は、文書選択の条件を指定し、メールファイルのクリーンアップ方法を定義します。

アーカイブポリシー設定を作成するには
1 Domino ディレクトリに対する [編集者] アクセス権と、次のロールのいずれかがあることを確認します。

2 Domino Administrator で、[ユーザーとグループ] タブを選択し、[設定] ビューを開きます。

3 [設定の追加] をクリックし、[アーカイブ] を選択します。

4 [基本情報] タブで、次のフィールドに必要な情報を設定します。

5 (省略可能) アーカイブを禁止するときは、[アーカイブ] オプションで次のいずれかを選択します。デフォルトでは、両方とも許可されます。 6 [アーカイブロケーション] で、次のいずれかを選択します。
7 [アーカイブ対象データベース] で、アーカイブするメールファイルが保存されているサーバーまたはクライアントを指定します。次のいずれかを選択します。 8 [受信側データベース] で、アーカイブデータベースを保存するサーバーまたはクライアントを指定します。個人アーカイブを許可するときは、アーカイブデータベースを作成するために保存先サーバー上での作成アクセス権をユーザーに与える必要があります。次のいずれかを選択します。 9 [選択条件] タブで、必要に応じて次を実行します。 10 [ロギング] タブをクリックします。[アーカイブログ] で、[ログデータベースにすべてのアーカイブ動作をログする] フィールドをオンにして、アーカイブ動作をログデータベースに記録します (デフォルト)。

11 (省略可能) ログディレクトリの場所とログファイル名の変更は、次のいずれかのフィールドで変更します。
フィールドアクション
ログディレクトリデフォルトは archive です。変更する場合は、新しい名前を入力します。
ログ接頭辞デフォルトはアルファベットの l で、その後に下線 (_) が続きます。変更する場合は、新しい接頭辞を入力します。
ログ接尾辞デフォルトは接尾辞なしです。必要なら、アーカイブログデータベースの名前に接尾辞を入力します。
オリジナルファイルの文字数デフォルトは 6 です。変更するときは、ユーザーの ID から使用する文字数を入力して、アーカイブログ名を作成します。
12 [アーカイブ文書へ文書リンクを含む] フィールドでは、次のいずれかを実行します。

13 クライアントベースのアーカイブを選択したときは、[スケジュール] タブをクリックします。[クライアントベースでのアーカイブスケジュールの有効化] フィールドで、次のいずれかを実行します。 14 (省略可能) [Enable client-based scheduled archiving] をオンにしたときは、必要に応じて次のフィールドに情報を設定します。
フィールドアクション
ユーザーにスケジュール設定の変更を許可次の操作のいずれかを行います。
  • このフィールドをオンにして、ユーザーがアーカイブスケジュールを変更できるようにします。個人アーカイブの設定が禁止されている場合でもこの設定を有効にできます。
  • オフ (デフォルト) にして、ユーザーがアーカイブスケジュールを変更するのを禁止します。
頻度次のいずれかを選択します。
  • [毎日]。アーカイブを行う曜日 (複数) を選択します。
  • [毎週]。アーカイブを行う曜日を選択します。
実行時刻を指定します。デフォルトは 12 pm です。

メモ Notes Client が起動されていないと、スケジュールされたアーカイブを実行できません。

15 [ロケーション] で、アーカイブを実行する場所を指定します。たとえば、クライアントベースのアーカイブを使用するとき、ユーザーの事務所のクライアントからしかアーカイブせず、別の場所やユーザーがダイヤルインしたときにはアーカイブしたくないと考える場合があります。次のいずれかを選択します。 16 [詳細] タブの [返答のある文書は削除しない] フィールドで、次のいずれかを実行します。 17 文書を保存します。

関連項目