次のエラーメッセージの形式 | 次のいずれかを選択します。
- [テキストファイル] - ルーターは、外部ファイルからエラーメッセージにカスタマイズされたテキストを追加します。リストされた条件ごとに、デフォルトのエラーメッセージに追加するカスタマイズした文字列を含むテキストファイルへの完全なパスを入力します。
- [テキスト] - サーバー設定文書に入力されたテキストからエラーメッセージにカスタマイズされたテキストを追加します。リストされた条件ごとに、デフォルトのエラーメッセージに追加するカスタマイズした文字列を入力します。
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転送エラー | 転送エラーは、ネットワーク障害など、サーバー間の一時的な接続トラブルがあると発生します。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトの配信エラーメッセージに追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\TRANSFER.TXT など) を指定します。 |
配信エラー | 配信エラーは、サーバーがメッセージを受信者のメールファイルに送信できないと発生します。たとえば、受信者のメールファイルが別の場所に移され、Domino ディレクトリが正しく更新されていない場合などに起きます。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトの送信エラーメッセージに追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\DELIVER.TXT など) を指定します。 |
期限切れメッセージ | 指定期間内にメッセージを転送できないときにこのエラーが起きます。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトの期限切れメッセージの通知に追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\EXPIRE.TXT など) を指定します。 |
ドメインエラー | ドメインエラーは、Domino がメッセージの受信者のドメインを認識できないと発生します。たとえば、jdoe@lotus.com にメッセージを送信したとき、Domino が Domino ディレクトリと DNS のどちらにも lotus.com を見つけることができない場合は、サーバーはドメインエラーメッセージを生成します。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトのドメインエラーメッセージに追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\DOMAIN.TXT など) を指定します。 |
サーバーエラー | サーバーエラーは送信先サーバーに Domino が接続できないと発生します。たとえば、jdoe@lotus.com にメッセージを送信するとき、DNS が lotus.com ドメイン宛てのメールを mail1.lotus.com に送信するように指示したが、Domino が mail1.lotus.com に接続できない場合、送信側 Domino Server はサーバーエラーメッセージを生成します。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトのサーバーエラーメッセージに追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\SERVER.TXT など) を指定します。 |
ユーザー名エラー | ユーザー名エラーは、アドレスのユーザー名の部分と受信者が一致しない場合に起きます。たとえば、メッセージを jdoe@lotus.com 宛てに送ったが、Domino が Domino ディレクトリに jdoe を見つけられなかった場合は、サーバーはユーザー名エラーメッセージを生成します。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトのユーザー名エラーメッセージに追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\USER.TXT など) を指定します。 |
サイズエラー | サイズエラーは、Domino がメッセージを最大サイズより大きいことを理由に拒否すると発生し、サイズエラーメッセージが生成されます。メッセージの最大サイズは、サーバー設定文書の [ルーター/SMTP] - [制限と制御] - [制限] タブの [最大メールサイズ] フィールドで設定します。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトのサイズエラーメッセージに追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\SIZE.TXT など) を指定します。 |
制限エラー | 制限エラーは、Domino がアウトバウンドルーター制限に基づいてメッセージを拒否すると発生します。たとえば、jdoe@lotus.com にメッセージを送ったとき、lotus.com がサーバー設定文書の [ルーター/SMTP] - [制限と制御] - [SMTP アウトバウンド] タブの [次のインターネットアドレスからのインターネット宛てメールを拒否] フィールドにリストされている場合は、Domino はメッセージを拒否して制限エラーメッセージを生成します。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトの制限エラーメッセージに追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\RESTRICT.TXT など) を指定します。 |
遅延通知 | 重要度が低いメッセージの配信遅延は、重要度が [低] に設定されているメッセージが MAIL.BOX に送信され、重要度が低いメッセージの配信時間として指定された時間 (デフォルトでは、午前 0:00 から午前 6:00) までルーターがメッセージを処理しないときに発生します。低優先度遅延通知がメッセージに対して有効になっている場合、ルーターは発信者のアドレスに遅延通知を送信します。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトの重要度が低いメッセージの配信遅延通知に追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\DELAY.TXT など) を指定します。
メモ Domino R5.0.x では、サーバーの NOTES.INI ファイルの MailTextFileForTransferDelays 設定を使用してこのファイルが指定されます。その設定が存在する場合、ここで指定する設定よりも優先されます。 |
警告通知の制限値 | ルーターは、制限値の警告しきい値を超えたメールファイルを持つユーザーに制限値警告通知を送信します。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトの制限値警告通知に追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\WARNING.TXT など) を指定します。 |
エラー通知の制限値 | ルーターは、設定された制限値を超えたメールファイルを持つユーザーに制限値エラー通知を送信します。
このセクションの最初のフィールドを [Text] に設定した場合、デフォルトの制限値エラー通知に追加するテキストを入力します。または、そのテキストを含むファイルへのパス (C:\DOMINO\DATA\QUOTA.TXT など) を指定します。
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