LotusScript での Nomad プラットフォームの違い

Nomad の LotusScript 言語と機能は、Domino Designer ヘルプで説明されている機能とは異なる部分があります。

この技術文書では、その違いについて説明します。

言語の違い

ファンクション HCL Nomadでの利用

ActivateApp

サポートされていません。「このプラットフォームでサポートされていない操作です。」というエラーが生成されます。

ChDir

引数にドライブ文字が含まれている場合、「デバイスが準備されていません」というエラーが発生します。

CreateObject

サポートされていません。「自動オブジェクトが作成できません。」というエラーが生成されます。

Date, Date$

現在の日付を取得できます。日付を設定すると、「ファンクションの呼び出しが正しくありません。」というエラーが発生します。

Declare

「DLL 読み込み時のエラーです。」というエラーが生成されます。
FileOpEnd ブラウザの仮想ファイルシステムからホストマシンのファイルシステムにファイルをエクスポートするか、新しいファイルのファイルシステムマッピングを準備します。
GetFileAttr FileOpBegin によって開始されたファイル操作を完了します。

GetObject

次の属性は返されません: ATTR_HIDDEN、ATTR_ARCHIVE、ATTR_VOLUME、ATTR_SYSTEM。

GetObject

サポートされていません。「このプラットフォームでサポートされていない操作です。」というエラーが生成されます。

SendKeys

サポートされていません。CreateObject がサポートされていないため、Wscript.Shell オブジェクトを取得できません。

SetFileAttr

ATTR_HIDDEN、ATTR_ARCHIVE、および ATTR_VOLUME 属性を無視します。

Shell

サポートされていません。「ファイルを開けません」というエラーが発生します。

Time, Time$

現在時刻を取得できます。時刻を設定すると「ファンクションの呼び出しが正しくありません。」というエラーが発生します。

ファイルシステムの違い

ウェブブラウザ用の Nomad は、ホスト OS 上のファイルシステムにはアクセスしません。ブラウザ内の仮想ファイルシステムのみにアクセスします。この仕様は、ファイルシステムに関連するすべての機能に影響します。

仮想ファイルシステムは UNIX ベースであるため、ドライブ文字は使用しません。ドライブ文字を含むパスを使用した場合、ファイル名の一部としてドライブ文字が含まれます。

LotusScript はファイルパスの末尾から「/」と「\」を除外します。そのため、ファイルパスがこれらの文字で終わる場合、ファイルは現在のフォルダに作成されます。ファイルパスが「/」または「\」で始まり、「.」またはファイル名拡張子で終わらない場合、LotusScript はエラーを生成します。

LotusScript は、1 つまたは複数の「.」で始まるか終わるファイル パスを受け入れます。

その他の違い

LotusScript Release 3.0 for Nomad プラットフォームでは、OLE はサポートされていません。この違いは、CreateObject、GetObject、IsObject、および IsUnknown に影響します。CreateObject 関数と GetObject 関数は、UNIX プラットフォームで実行するとランタイムエラーを生成します。IsObject 関数は、変数がネイティブオブジェクトまたは製品オブジェクトを参照しているかどうかを判断しますが、OLE オブジェクトは参照していません。これは、UNIX プラットフォームには OLE オブジェクトが存在しないためです。IsUnknown 関数は、UNIX では常に FALSE を返します。これは、Variant 型式が V_UNKNOWN 値を受け取ることができないためです。